ラバンジン系の代表品種
濃い紫色の花で多花性
Lavandula ×intermedia "Grosso"
販売可能
ラバンジン系の代表品種
濃い紫色の花で多花性
シソ科
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青紫
7〜8月
50〜90cm
常緑低木
耐寒性あり・耐暑性あり
フランスのMonsieur Grosso氏によって改良され、病気に強く、採油用として世界で栽培されている品種。コンパクトにまとまる株で、花穂は5〜7cmほど。ラバンジンにしては花色が濃く、香りはやや甘い。
ラバンジン系ラベンダーは、イングリッシュ(angustifolia)とスパイク(latifolia)の交配種。学名には×intermedia とつく、生育旺盛で大型に育つ株が多く、幅広い葉に強いカンファー臭がある。長い花茎にイングリッシュより淡い〜明るい紫の花を咲かせる。開花はイングリッシュより一ヶ月ほど遅い。花つきがよく多収量のため、営利栽培で切花や採油目的で作られる。
薬用・料理・ティー・染色・クラフト・ガーデニング等の利用に向いている。花を肉料理の臭み消しや風味づけにしたり、ケーキやクッキーなどに焼きこむ。ドライにした花をお茶にもできる。安眠とリラックス効果があり、茎葉を混ぜてお風呂にもよい。殺菌や収れん効果もあり、化粧品に使われている。ポプリを袋につめ、枕もとに置くと安眠を得られたり、シューズキーパーにすると防臭効果がある。生育が早く丈夫なので、花だんに最適。花色が濃いため、ドライフラワー向き。
日当たり良く、乾燥気味の土を好む。寒さ暑さに強く、容易に大きく育つので、とても育てやすい。湿気は苦手だが、イングリッシュよりは適応力がある。