つぼみの時は淡く
開花前に紫色になる品種
Lavandula angustifolia "Munsted"
販売可能
つぼみの時は淡く
開花前に紫色になる品種
シソ科
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藤〜紫
6〜7月
40〜60cm
常緑低木
耐寒性あり・耐暑性あまりない
1916年にイギリスのGertrude Jekyllによって作出、紹介。伝統的なエリザベス王朝の、ノットガーデンのふち取りに使われたラベンダー。イングリッシュによく似るが、花のつぼみが白っぽく、開花の直前に紫に色づく。
イングリッシュ系ラベンダーは、イギリスに導入され様々な品種が作られて、発表されたことからイングリッシュラベンダーと呼ばれることとなった。古くはスピカ(spika)ラベンダーと呼ばれたが、スパイクラベンダー(latifolia)と混同されたため、香りのよいイングリシュがベラ(vera)の名前になった。しかし混乱は続き、スピカとも呼ばれつづけ、近年でアングスティフォリア(angustifolia)で統一されることとなった。細長い葉は、灰色がかった緑で、古くなると灰色が強くなる。最も用途が幅広く利用しやすい。
薬用・料理・ティー・染色・クラフト・ガーデニング等の利用に向いている。花を肉料理の臭み消しや風味づけにしたり、ケーキやクッキーなどに焼きこむ。ドライにした花をお茶にもできる。安眠とリラックス効果があり、茎葉を混ぜてお風呂にもよい。殺菌や収れん効果もあり、化粧品に使われている。ポプリを袋につめ、枕もとに置くと安眠を得られたり、シューズキーパーにすると防臭効果がある。
日当たり良く、乾燥気味の土を好む。高温多湿が苦手なので排水よく、庭に植えるなら盛り土をして植えるとよい。花が終わったら、株を全体の三分の一ほど軽く刈り込む。