ラベンダーといえばこれ!
最も代表的な品種
Lavandula angustifolia
販売可能
ラベンダーといえばこれ!
最も代表的な品種
シソ科
コモンラベンダー/トゥルーラベンダー
藤〜紫
6〜7月
40〜60cm
常緑低木
耐寒性あり・耐暑性あまりない
一般的なラベンダー。グレーがかった細い葉に、7cmほどの紫の穂状の花を咲かせる。全草から甘くすっきりした香りがするが、花がもっとも香りの成分が強い。この品種からは、最高級のオイルが採れるが、背が低く花つきが少ないので、より改良された品種が多く作られた。
イングリッシュ系ラベンダーは、イギリスに導入され様々な品種が作られて、発表されたことからイングリッシュラベンダーと呼ばれることとなった。古くはスピカ(spika)ラベンダーと呼ばれたが、スパイクラベンダー(latifolia)と混同されたため、香りのよいイングリシュがベラ(vera)の名前になった。しかし混乱は続き、スピカとも呼ばれつづけ、近年でアングスティフォリア(angustifolia)で統一されることとなった。細長い葉は、灰色がかった緑で、古くなると灰色が強くなる。最も用途が幅広く利用しやすい。
薬用・料理・ティー・染色・クラフト・ガーデニング等の利用に向いている。花を肉料理の臭み消しや風味づけにしたり、ケーキやクッキーなどに焼きこむ。ドライにした花をお茶にもできる。安眠とリラックス効果があり、茎葉を混ぜてお風呂にもよい。殺菌や収れん効果もあり、化粧品に使われている。ポプリを袋につめ、枕もとに置くと安眠を得られたり、シューズキーパーにすると防臭効果がある。
日当たり良く、乾燥気味の土を好む。高温多湿が苦手なので排水よく、庭に植えるなら盛り土をして植えるとよい。花が終わったら、株を全体の三分の一ほど軽く刈り込む。